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JBAT、スキャンしたデータを直接クラウドにアップロードするソリューション「Qanat Universe スキャナー」

クラウド連携基盤「Qanat Universe」とコダック アラリスのスキャナーを利用

 JBアドバンスト・テクノロジー株式会社(以下、JBAT)は20日、クラウド連携プラットフォーム「Qanat Universe(カナート ユニバース)」と、Kodak Alaris Japan株式会社(以下、コダック アラリス)のスキャナーを連携させ、スキャンしたデータを直接クラウドにアップロードする「Qanat Universe スキャナー」を提供開始すると発表した。

 Qanat Universeは、クラウドサービスやオンプレミスのシステム、IoTのセンサーなどを簡単につなげるようにするクラウド連携プラットフォーム。今回発表されたQanat Universe スキャナーは、このQanat Universeとコダック アラリスのスキャナー「Kodak Infuse AX」を組み合わせたパッケージソリューションで、サイズや厚さが異なる伝票を連続してスキャンできるうえ、Qanat Universeとの接続機能が組み込まれているので、メニュー操作ひとつでスキャンデータをクラウド(Qanat Universe)にアップロードできるという。

 また、Qanat Universeで提供されるさまざまな機能と組み合わせ、データを既存のシステムと連携して活用可能な点が特徴で、例えば、AI-OCR機能を利用して文字データを抽出し、データクレンジング機能の名寄せ処理でデータを整備して、サイボウズの業務アプリ開発クラウド「kintone」にデータを保存する、といった一連の処理を行えるとした。

 なおKodak Infuse AXは、読み取り速度が毎分80枚/160面、フィーダー容量は最大80枚、最大光学スキャン解像度が600dpiの性能を持ち、原稿サイズは最大216×3000mm、最小52×52mmに対応する。

 価格は、Qanat Universeが月額利用料2万5000円(税別)から、Kodak Infuse AXスキャナーはオープンとなっている。