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アライドテレシス、WANの可視化などに対応したネットワーク統合管理ソフトウェア「AT-Vista Manager EX 3.1.0」

 アライドテレシス株式会社は31日、ネットワーク統合管理ソフトウェア「AT-Vista Manager EX」の新版として、WANの可視化などに対応した「同 Ver.3.1.0」を提供すると発表した。同日より、Webサイトからのダウンロードサービスを開始している。

 AT-Vista Manager EXは、スイッチやルータ/UTM、無線LANアクセスポイント、さらにはサードパーティーのIPカメラといったIoTデバイスの管理を行える、ネットワーク統合管理ソフトウェア。アライドテレシス独自のネットワーク統合管理機能「AMF(Autonomous Management Framework)」のコントロールなどを行うことができる。

 新版では、WANトポロジーマップが新たに設けられ、IPsec VPNで構成されるイントラネットのマップ表示が可能になった。これにより、拠点間を結ぶVPN接続の構成や状態を可視化でき、イントラネットの一元管理が容易になるという。

 また、仮想マシン(VM)上からlinkmon probeやSD-WANロードバランス・PBR、さらには、それぞれのVPN回線のレイテンシやジッタ、パケットロスの情報を時系列でグラフ化したヘルスモニタリングに対応しました。なお、対象となるVPNはIP v4/IP v6のIPsecのみで、マルチポイントVPNはサポート対象外となる。

 さらに、SNMPマネージャーライセンスを用いずに、ネットワーク上の非AMFデバイスを検出できる新たなデバイス探索機能を搭載した。これにより、他社製デバイスなどをトポロジーマップ上に配置できるとしている。

 このほか、管理下ネットワークの資産管理では、利用中のライセンスの一覧表示や、ライセンスの利用期限切れに関する警告表示に対応。ソートやフィルター、CSVのエクスポートも行える。またデバイス探索機能の拡張によりってサポートされた、非AMFデバイスも対象になるとのこと。

 AT-Vista Manager EXの価格例(税別)は、基本パッケージ(1年)が25万円。無線LANコントローラーライセンス(10AP、1年)が1万5000円、SNMPマネージャーライセンス(1年)が6万円などとなっている。