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アライドテレシスのネットワーク統合管理ソフト「AT-Vista Manager EX」新版、特定エリアでのみ無線LAN端末の接続を許可

 アライドテレシス株式会社は23日、ネットワーク統合管理ソフトウェア「AT-Vista Manager EX」において、無線LANのセキュリティ機能を強化した新版「同 Ver.3.2.1」を提供すると発表した。同社Webサイトからのダウンロードサービスを開始している。

 AT-Vista Manager EXは、有線LANと無線LANに加え、さまざまなIoT機器も集約して管理できる統合管理ソフトウェア。ネットワーク構成が一目で分かるマップ機能など、見える化機能を搭載しているほか、無線LAN環境の自動調整によって安定した高速通信を支援する機能なども搭載しており、手間のかからないネットワークの運用・管理を実現しているという。

 今回の新版では、無線LANエリア内のクライアント数検知機能を拡張することにより、無線LAN端末に対して、特定のエリアのみ無線LAN接続を許可する「エリア認証」機能が追加された。

 例えば小中高校において、生徒が接続する無線LANネットワークエリアの中で、生徒が使用する教室や施設が含まれるエリアのみ接続を許可、職員室や利用しない設備の周囲では接続させない、といった運用に対応する。

 またホテルのインターネット接続サービスに適用する場合、宿泊階とロビーのみ接続を許可し、ほかの階では接続させないといったことが可能になるとした。

 なお無線LANアクセスポイントは、AT-TQ5403、AT-TQ5403e(FW Ver.6.0.1-1.1以降)で利用できる。