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GMOインターネット、「ConoHa VPS byGMO」でAIエージェント「OpenClaw」の実行環境を構築するスクリプトを提供

 GMOインターネット株式会社は5日、VPSサービス「ConoHa VPS byGMO」で、実行型AIエージェント「OpenClaw(旧称:Moltbot、Clawdbot)」の実行環境を自動構築するスタートアップスクリプトテンプレートを提供開始した。

 OpenClawは、ローカル環境での運用を主としたオープンソースの実行型AIエージェント。チャットによる自然言語指示をもとにファイル操作やコマンド実行を自律的に行い、業務を支援する実行型AIエージェントとして注目を集めている。

 OpenClawは直接ファイルの読み書きやシェルコマンドを実行できる強力な自律性を持つため、専用の実行環境を用意することが推奨される。そこで、ConoHa VPS byGMOでは、VPS内に限定した運用を実現するOpenClawの実行環境を自動構築できるスタートアップスクリプトの提供を開始した。

 従来は手動でのセットアップが必要で、利用には一定の専門知識が求められていたが、スタートアップスクリプトを活用することで、環境構築や更新の手間を抑えつつ、最新の状態で利用しやすくなる。

 また、ConoHa VPS byGMO上でOpenClawを稼働させることで、実行環境を個人のPCや家庭内ネットワークから分離でき、不測の事態が発生した場合でもローカル環境への影響を遮断できる。限定されたVPS環境内に必要最小限のデータと権限のみを配置することで、アクセス制御や運用監視を含めてセキュリティを確保しやすい構成を実現する。

 ローカル環境(PC)で実装した場合、PCが電源オフやスリープ状態になるとAIエージェントが停止してしまうが、VPS環境であれば24時間365日安定して稼働し続けるため、深夜や外出中でも常時稼働しているAIエージェントとして活用できる。さらに、開発やテストの段階においても、独立した環境でOpenClawの動作や挙動を確認しながら、段階的に機能検証を進められる。

 ConoHa VPS byGMOは、ユーザーが安心・手軽に利用できる環境を提供するため、今後もスタートアップスクリプトのラインアップを拡充していくとしている。