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アライドテレシス、大規模対応などを強化したネットワーク統合管理ソフト「AT-Vista Manager EX」新版

アクセスポイントのファームウェア新版も提供

 アライドテレシス株式会社は31日、ネットワーク統合管理ソフトウェア「AT-Vista Manager EX」をバージョンアップし、「同 Ver. 2.5.1」を提供開始すると発表した。また同時に、無線LANアクセスポイント「AT-TQ5403」「AT-TQm5403」のファームウェアもバージョンアップされ、新版「同 Ver.5.2.0」を提供する。

 AT-Vista Manager EXは、スイッチやルータ/UTM、無線LANアクセスポイント、さらにはサードパーティーのIPカメラといったIoTデバイスの管理を行える、ネットワークの統合管理ソフトウェア。

 今回の新版では、ネットワーク統合管理機能「AMF(Allied Telesis Management Framework)」におけるAMFマスター(管理する側)の最大数を、現在の120台から300台まで拡張し、大規模ネットワークへの対応を強化。また、マップ表示画面の利便性を向上させ、高解像度背景画像のインポート(最大15MBまで)やPDF出力機能の追加などにより、広大なフロア図面を利用する環境もサポートしたという。

 さらに、BASE、自律型無線LANソリューション「AWC(Autonomous Wave Control)」、SNMPのブラウザ画面を統合したことにより、個別のログインを不要とし、設定・管理の利便性が向上したとのこと。

 一方、ファームウェアがバージョンアップされる「AT-TQ5403」「AT-TQm5403」は、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応、3ラジオ搭載の無線LANアクセスポイント。

 今回のファームウェア新版により、セキュリティ設定が拡張され、外部RADIUSによるMAC認証をサポートした。また、Static WEP設定時に、128ビットだけでなく64ビットのキーも設定可能にしている。

 加えて、レイヤ3スイッチ「SwitchBlade x908 GEN2」の持つAWCの管理機能により、「AT-TQ5403」「AT-TQm5403」を管理できるようになったとのこと。