LINEアカウントでビジネスチャットにログイン可能、「LINE WORKS」が機能強化

　ワークスモバイルジャパン株式会社（以下、ワークスモバイル）は11日、ビジネスチャット「LINE WORKS」において、LINEアカウントによるログイン機能に対応したと発表した。同日にリリースする「LINE WORKS 2.4」より利用できる。

　LINE WORKSは、LINEの兄弟会社であるワークスモバイルが開発・提供している、法人向けのクラウドチャットサービス。ビジネスチャットの「トーク」機能、掲示板で情報を共有できる「ホーム」機能、メール、カレンダーなどのグループウェア機能を搭載するほか、LINEとほぼ共通した使いやすいインターフェイスを備えているため、特別な教育をすることなく、直感的に利用できる点も特徴という。

　これまでも、LINE WORKSアカウントとLINEアカウントを「1：1」でつなげてメッセージをやり取りする連携機能や、複数のLINE WORKSアカウント、複数のLINEアカウントが混在して参加可能なグループチャット機能などを提供してきたが、今回は、ユーザーがLINE WORKSアカウントに自身のLINEアカウントをひも付けることによって、LINEにログインしていれば、別途ログイン操作をすることなくLINE WORKSを使用できる機能を搭載した。

　ワークスモバイルによれば、学生や主婦などのアルバイトスタッフが多い店舗などでは、ビジネス用ITツールに普段触れることがないスタッフが多く、ツールを導入しても使われずに浸透しない、使いこなせないといった課題があるという。

　しかし今回のアカウント連携により、LINEユーザーであればLINE WORKSのIDやパスワードなどの設定が不要となり、自身のLINEアカウントでLINE WORKSを利用できるようになるので、利用のハードルを下げられるとのこと。

　なおLINE WORKS 2.4ではこのほか、招待リンクによるメンバー登録機能やアンケートのテンプレート管理機能などの追加、外部送信メールサーバーへの対応も実施された

　さらに、11月30日までに申し込むと、LINE WORKS特別プラン（フリープラン）が無料で使える、期間限定の「LINE WORKS永年無料キャンペーン」を実施する。期間内でも、有効な申込数が3000件に達し次第、キャンペーンは終了するとのこと。