ビジネスチャットサービス「LINE WORKS」、LINEアカウントとのグループチャットが可能に

　ワークスモバイルジャパン株式会（以下、ワークスモバイル）は19日、ビジネスチャットサービス「LINE WORKS」において、LINEアカウントとのグループチャット機能を提供開始したと発表した。

　LINE WORKSは、LINEの兄弟会社であるワークスモバイルが開発・提供している法人向けのクラウドチャットサービス。ビジネスチャットの「トーク」機能、掲示板で情報を共有できる「ホーム」機能、メール、カレンダーなどのグループウェア機能を搭載しているほか、LINEとほぼ共通した使いやすいインターフェイスを備えているので、特別な教育をすることなく、直感的に利用できる点も特徴という。

　このLINE WORKSでは、2017年2月からLINE連携機能を提供しているが、LINE WORKSアカウントとLINEアカウントを「1：1」でつなげてメッセージをやり取りするだけにとどまっていた。そのため、LINEアカウントとLINE WORKSによるグループチャットを提供してほしい、といった要望が非常に多く寄せられていたという。

　そこで今回、複数のLINE WORKSアカウント、複数のLINEアカウントが混在して参加可能なグループチャット機能をサポートした。

　ワークスモバイルによれば、以前から提供している「1:1」でのトークは、主に営業職のLINE WORKSユーザーが、LINEでのやり取りを希望する顧客とのコミュニケーションに利用されていたとのこと。今回、LINEとLINE WORKSの複数ユーザーが混在してグループチャットを行えるようになったことで、例えば企業側は営業担当の上司や、技術サポートなど営業以外のメンバーが参加したり、顧客側では家族も一緒に参加したり、といったことも可能になる。