ニュース

ぷらっとホーム、セキュリティや多言語対応などを強化したIoTゲートウェイ向けリモート管理サービス「AirManage 2」

OpenBlocks IoT全モデルにおいて標準で利用可能に

 ぷらっとホーム株式会社は27日、IoTゲートウェイリモートマネジメントサービス「AirManage」(旧称:AirManage for IoT)を機能強化し、「AirManage 2」として提供すると発表した。また同時に、IoTゲートウェイ「OpenBlocks IoT Family」の全モデルにおいて、AirManage 2を標準で利用できるようにする。

 AirManageは、OpenBlocks IoTをリモートから一元管理できるSaaS型サービス。システム管理者は、設定・監視・ソフトウェアアップデートなど、運用で必要なメンテナンスを遠隔地からIoTゲートウェイに対して行うことができる。

 新版となるAirManage 2では、ワンタイムパスワードを用いた二段階認証によるセキュリティの強化や、APIを用いたシステム連携に対応。また、日本語以外の言語を使う管理者や運用者が利用できるように、英語を含むマルチランゲージに操作画面を対応させた。さらに、IoTゲートウェイの設置場所ごとにタイムゾーンを設定し、現地タイムゾーンの時刻で各種実行予約を行えるようにしている。

 ぷらっとホームでは今回、OpenBlocks IoTの全製品をこのAirManage 2に対応させるとともに、AirManage 2の利用権を含めたサブスクリプション1年分を、新規購入分には無償で付属させる(販売が終息するOpenBlocks IoT VX1のみ無償提供の対象外)。

 OpenBlocks IoTに付属するサブスクリプションには、AirManage 2のサービス利用権(エントリープランの「サブスクリプションプラン」)、Q&Aサービス、アップデートの通知サービス、ハードウェア故障時の先出しセンドバックサービスなどが含まれ、2年目以降は1年単位で契約を延長できるとのこと。延長時の価格は、1台あたり年間7500円。

 また既存のOpenBlocks IoTユーザー(OpenBlocks IoT VX1は除く)についても、2018年12月27日までに加入申請をすれば、AirManage 2を含むサブスクリプションを2019年9月30日まで無償で提供する。

 なおAirManage 2を利用するためには、OpenBlocks IoT VX2は3.2.0以降、それ以外のモデルは2.1.4以降のファームウェアが必要になるとのことだ。