ぷらっとホーム、リモートワークを支援する簡単VPNソリューションに無線LAN対応子機を追加

　ぷらっとホーム株式会社は27日、VPN環境を容易に導入できるソリューション「EasyBlocks Remote Office」のラインアップに、無線対応子機を追加すると発表した。

　「EasyBlocks Remote Office」は、会社と自宅にアプライアンスを置くだけでVPN環境を構築できるソリューション。コンパクトサイズの「親機」、手のひらサイズの「子機」から構成され、親機を会社のネットワークに、子機を自宅のインターネット接続用モデムやルータとPCの間につなぐだけで、簡単に社内ネットワークへのアクセス環境を構築できるという。

　ただし、従来の子機は有線LANにのみ対応していたため、「自宅内に無線LAN対応のPCしかないケースでは導入が困難」といった課題があったとのこと。そこで今回は、無線LANに対応した子機をラインアップに追加し、こうしたケースにも対応できるようにした。

　価格は2万7800円（税別）で、7月1日より出荷開始となる予定。また、次年度以降の保守サービスは年間3980円（税別）。

　なお、子機は販売時に設定内容をヒアリングし、ぷらっとホームが1台1台に設定を行ってから出荷するため、設置するだけでのリモート環境が実現する仕組みだが、今回は親機側の運用管理機能を強化し、新たにCSVインポートによる子機の一括登録機能を搭載した。また、親機側でもぷらっとホームにて設定を行ってから出荷するサービスを提供するので、管理者の負担軽減も支援できるとしている。同サービスの価格は2万9800円（税別）から。