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フォーティエンス、新規事業企画の客観的評価と改善を支援するサービスを提供
AIとコンサルタントの知見を融合し、企画案を客観的に評価
2025年12月11日 11:00
フォーティエンスコンサルティング株式会社(旧社名:株式会社クニエ 以下、フォーティエンス)は10日、新規事業企画の客観的評価と改善を支援するサービス「AIエージェントによる新規事業企画評価サービス」を提供開始すると発表した。
「AIエージェントによる新規事業企画評価サービス」は、AIと専門コンサルタントの知見を融合することで、企業の新規事業企画を客観的に評価するサービス。属人性を排した評価と納得感のあるフィードバックを提供し、企業の新規事業企画推進を支援するという。
具体的には、フォーティエンスの新規事業専門コンサルタントの知見と方法論を体系化した評価ロジックに基づき、生成AIが同一基準で新規事業の企画内容を網羅的かつ論理的に評価する。AIによる評価では、企画書や補足資料から、企画の妥当性や蓋然(がいぜん)性を示す情報を読み取り、評価に反映する仕組みになっており、評価結果に理由を明示することで、評価の論理的な納得性を高めるとした。
また、AIに評価者として複数の立場(例:経営者、新規事業の専門家など)を設定し、多角的な視点から評価を行う仕組みを導入しており、評価の偏りや漏れを極力排除して、その妥当性と納得性を高める点も特徴。さらに、こうしたAIによる評価結果を人間の専門コンサルタントがレビューし、最終化することで、AIが見落としがちな独創性や、企画の意図・ニュアンスの誤解などをチェックし、補足・修正する。
加えて、単なる良し悪しの評価にとどまらず、複数立場の評価者による評価結果に基づき、具体的かつ実践的な企画の改善策を提案し、企画者への適切なフィードバックと成長機会を提供するとのこと。
このほか、AIがターゲット顧客の仮想ペルソナを生成し、そのペルソナによる企画評価や受容性コメントを提示することも可能。こうした仕組みにより、企画者は新たな示唆やフィードバックを得られるため、企画を効果的にブラッシュアップできるようになるとしている。
価格は、企画案1件につき50万円(税別)。2件目からは1件あたり30万円(税別)となる。
