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パーソルビジネスプロセスデザイン、短時間・実践型の「ライトプロジェクトマネジメント研修」を提供
2025年12月12日 10:00
パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社は11日、組織開発・地域開発を手掛けるあまねキャリア株式会社と共同開発した「ライトプロジェクトマネジメント研修」を提供開始した。
ライトプロジェクトマネジメント研修は、仕事の組み立て方とプロジェクトマネジメントの基礎を短時間で効率よく学び、実務で即活用できる実践型プログラム。研修を通じて、組織内で共通言語を確立し、コミュニケーションの精度を高めることで、チームの生産性向上に寄与する。
パーソルビジネスプロセスデザインでは、2022年にチームワーキングメソッド「COROPS」を提供開始し、のべ600社を超える利用者に「より良い仕事の進め方」のノウハウを提供してきた。また、チーム運営の悩みを解決してきた経験を活かし、COROPSの考え方を基に、はたらきやすいチーム作りのノウハウ習得を目的とした「COROPS研修」をインフラ・情報通信業や製造業をはじめ、さまざまな業界の企業に対して実施した。
その活動を通じて、COROPSの土台となる「プロジェクト推進の基礎」を学びたいという声が多く寄せられたことを受け、COROPS研修の基礎部分にあたるライトプロジェクトマネジメント研修を開発した。
研修は、パーソルビジネスプロセスデザインがBPOサービスの提供を通じて蓄積したチームワーキングの知見と、あまねキャリア代表の沢渡あまね氏が提唱するライトプロジェクトマネジメントのフレームワークを融合して共同開発された。短時間で実践型のカリキュラムを通じて、自身の経験が少ない業務に対する仕事の進め方を体得することを目的としている。
講義と実践を繰り返すことで現場で実践できる力が身に付く。また、3~4時間と短時間で受講できるため、業務への負担が少ない。受講者に合わせたカスタマイズや実践に向けた相談にも対応する。
研修は、パーソルビジネスプロセスデザインとあまねキャリアが地域連携協定を締結している静岡県磐田市において10月にトライアル導入された。磐田市では「共創文化の醸成」を目指し、職員がプロジェクトを効率的に進めるスキルを習得。アンケートによると「すぐに現場で成果を出すことができた」と8割の参加者が日々の仕事やプロジェクト推進業務における効果を実感するなど、高評価を得ているという。
パーソルビジネスプロセスデザインは今後、ライトプロジェクトマネジメント研修を全国展開し、企業や自治体のプロジェクトマネジメント能力と共創能力の向上を支援し、受講者が実務で成果を出せるスキルを習得することで、チームの生産性向上と組織の成長を後押しするとしている。

