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ぷらっとホーム、冗長化機能を搭載したDHCPサーバーアプライアンス「EasyBlocks DHCP AS」

最大5000IPアドレスの配布に対応

 ぷらっとホーム株式会社は22日、ネットワークアプライアンス製品群「EasyBlocks」において、DHCPサーバー機能を提供するアプライアンスの新モデル「EasyBlocks DHCP AS 5000」「同 2500」を提供すると発表した。出荷開始は9月上旬の予定。

EasyBlocks DHCP AS 5000/2500

 EasyBlocks DHCP AS 5000/2500は、DHCPサーバー機能に特化したネットワークアプライアンス。既存製品「EasyBlocks DHCP 4000」「同 2000」の基本機能を継承しつつ、アクティブ-スタンバイ構成を実現する冗長化機能を搭載している。

 同機能では、2台のアプライアンスを使用することで、片方がダウンした場合でも、もう片方(スタンバイ機)に切り替えて運用を継続できるため、可用性の高いDHCPサーバー環境を構築可能。また、スタンバイ機へ切り替わった際にメール通知を行うこともできる。

 設定は専用のWeb GUIを用いて、難しいコマンドやプログラムを書くことなく、Webブラウザから実行できるほか、不適切な設定を入力した場合に警告を出す入力チェック機能によって、トラブルを未然に防げるとのこと。

 また、固定IPアドレス払い出し機能により、IPアドレスを払い出した部署名、個人名の入力・確認を行え、重複を防ぎながらの運用が可能。編集はCSVファイルによって行えるので、他社製品からのインポートも容易で、リプレースの手間を軽減するとした。

 管理面では、クラウド型リモート管理機能「AirManage 2」により、VPNを導入していない企業でも、遠隔地からセキュアにアプライアンスの設定変更、ファームウェアアップデートや自動バックアップ設定などを実行でき、3世代前までの設定が自動でバックアップされるため、問題発生時などの設定復元も迅速に行えるとしている。なお同機能は、サポートサービス加入中に利用できる。

 参考価格(税別)は、配布可能IPアドレス数が最大5000のEasyBlocks DHCP AS 5000で54万円、配布可能IPアドレス数が最大2500のEasyBlocks DHCP AS 2500で35万円。いずれもサポートサービス期間は1年間となっている。

 加えて今回は、小・中学校や高校・大学などの教育機関への導入に適した、5年間のサポートサービスをセットにした教育機関向けモデルも用意された。こちらの参考価格(税別)は、EasyBlocks 教育機関向けDHCP AS 5000が78万円、EasyBlocks 教育機関向けDHCP AS 2500が51万円となっている。