ぷらっとホーム、小型のSyslogアプライアンス「EasyBlocks Syslog 240G/120G」

　ぷらっとホーム株式会社は2日、Syslogアプライアンス「EasyBlocks Syslog」において、小型モデル「EasyBlocks Syslog 240G」「同 120G」をリニューアルすると発表した。7月上旬の出荷開始を予定している。

　EasyBlocks Syslogは、Syslogサーバー機能に特化したアプライアンス。今回リニューアルが発表された2製品は、手のひらサイズの筐体に240GBまたは120GBのSSDを搭載する小型モデルで、従来は2基だったEthernetポートを4基に拡張した。Syslogの受信性能は80GB/日と高く、さまざまな機器からのログデータ収集に最適という。

　また、設定はWeb GUIから簡単に行え、導入や運用の負荷を軽減。蓄積したログを自動で種類ごとに色分け表示する、Webブラウザ上でのログ表示機能も搭載し、異常を視覚的にキャッチしやすくしている。

　さらに、ログの種類ごとに統計グラフ化したり、表示するログの種類などをフィルタリングしたりすることも可能で、こうした機能によって、対象のログ検索を視覚的に行えるため、異常の早期発見を支援できるとした。

　このほか、リモート管理サービス「AirManage 2」の1年間使用権も付属。遠隔地からセキュアに製品へアクセスし、本体内に蓄積されたログの閲覧を行える。加えて、バックアップを3世代前まで自動的にAirManage 2内に保存できるので、外部からの攻撃や機器の不具合に関するログなどを素早く確認し、システム復旧を迅速に行えるとした。

　ハードウェアは、冷却ファンの排除やSSDの採用によって、可動部品のない堅牢性の高いファンレス構造を実現。ハードウェア故障を起因とするサービス停止の可能性を排除し、可用性の高いログシステムの構築を支援するとのことだ。

　価格はオープンだが、市場想定価格はEasyBlocks Syslog 240Gの新モデルが17万9800円（税別）、同 120Gの新モデルが14万9800円（税別）。