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ぷらっとホーム、自社製IoTゲートウェイの統合管理サービスを正式提供開始

 ぷらっとホーム株式会社は4日、自社のIoTゲートウェイアプライアンス「OpenBlocks IoT」を統合管理できるサービス「AirManage for IoT」を、同日より提供開始すると発表した。サービスは無償のベータ版として2月より提供されていたが、同日より正式版として提供される。

 AirManage for IoTは、管理者が遠隔地からOpenBlocks IoTを設定・監視できるクラウド型の統合管理サービス。これを利用すると、従来は、技術者を派遣して現地作業を行う必要があったIoTシステムを、遠隔地から一括して管理できるようになるという。

 遠隔監視では、すべてのOpenBlocks IoTが正常に稼働しているかを管理画面から一括して確認可能。ユーザー企業におけるIoTシステムの運用形態を考慮し、常に監視セッションをAirManage for IoTのサーバーと保ち、5分間隔でステータスを反映する常時型と、指定した時間間隔でセッションを開始し、ステータスなどの情報を交換後にセッションを切断するオンデマンド型から接続形態を選択できる。

 またAirManage for IoTのサーバーを経由し、管理下にあるOpenBlocks IoTのWeb UI画面へリモートアクセスする機能や、ファームウェアのリモートアップデート機能なども提供されるとのこと。

 料金プランとしては、10台までのOpenBlocks IoTを管理可能な「エントリープラン」、100台程度管理可能な「スタンダードプラン」、管理台数に制限がなく、大規模のIoTシステムに適した最適な「エンタープライズプラン」の3つを用意した。スタンダードプランおよびエンタープライズプランでは、独立した顧客群のIoTゲートウェイの管理などにも利用できるとのこと。なお、エントリープランでは2カ月の無償トライアル期間が設定されている。

 価格(税別)は、エントリープランが月額1万円、スタンダードプランが月額10万円、エンタープライズプランが個別見積。いずれも、最低1年間の年間契約となる。