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トヨクモ、自社のkintone連携サービスに監査ログ機能を順次追加へ 第1弾は「kViewer」

 トヨクモ株式会社は11日、サイボウズ株式会社の業務アプリ構築クラウド「kintone」と連携する自社の各サービスにおいて、「監査ログ機能」をリリースすると発表した。第1弾としてkintoneアプリに登録されたデータを外部に公開できる連携サービス「kViewer(ケイビューワー)」に実装し、順次、ほかのサービスへも展開する予定だ。

 監査ログ機能は、トヨクモのkintone連携サービス上の操作履歴を記録・保存する機能。アカウントページに新設される「監査ログ画面」において、「誰が」「いつ」「何を行ったか」という管理者による操作ログを一覧で確認できる。

 今回実装されるkViewerでは、「ビューの公開」「ビューのレコードを絞り込み変更」「ビューの削除」「ライセンスの割り当て」「招待の承諾」などのログが閲覧可能だ。なお、「オーナー」権限を持つ管理者のみが閲覧できる。

 また、CSVデータのエクスポートにも対応しており、日時範囲を指定し、ログデータをCSV形式でダウンロード可能。社内の監査レポート作成や、長期保管用のアーカイブとして活用できるとした。こちらの機能は、「エンタープライズコース」または「ユーザーライセンス」を契約している場合に利用できる。

 なお、監査ログ機能はすべてのプランで利用できるが、ログの閲覧期間が異なる。「エンタープライズコース」では3年間、「ユーザーライセンス」に付帯する契約では6カ月、それ以外のプランでは24時間となっており、トヨクモでは、内部統制や監査対応が必要な企業には「エンタープライズコース」を推奨している。