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ぷらっとホーム、手のひらサイズの筐体でDHCP・DNS・NTPサーバー機能を提供する「EasyBlocks DDN1」

EasyBlocks DDN1

 ぷらっとホーム株式会社は8日、ネットワークサーバーアプライアンス「EasyBlocksシリーズ」のラインアップに、DHCP・DNS・NTPのサーバー機能を備えた「EasyBlocks DDN1」を追加すると発表した。3月中旬の出荷開始を予定している。

 EasyBlocks DDN1は、コンパクトな手のひらサイズの筐体に、DHCP・DNS・NTPのサーバー機能を搭載したネットワークアプライアンス。ネットワーク構築には必須となるDHCP/DNSの両サーバー機能に加えて、ネットワーク機器の時間同期に必要なNTPサーバー機能が1台にまとまっているため、高い利便性を提供できるという。

 性能指標としては、DHCPサーバーが500リーズ/秒、DNSサーバーが2000クエリー/秒となっており、NTPサーバー機能も含めて、いずれも端末500台程度までの利用を想定する。

 また本体にWeb UIを装備しており、収集したログの閲覧や、IPアドレスの設定、ファームウェアアップデートなどは、コマンドを使うことなく、Webブラウザ上で容易に実行可能。Webブラウザ上でのファームウェアアップデートにより、ソフトウェアやOSなども一元管理できるので、メンテナンスも用意に行えるとした。

 一方ハードウェアは、ぷらっとホームが「OpenBlocksシリーズ」などで培ってきたコンパクトな筐体を採用。ファンやスピンドルなどの回転部品を利用しておらず、堅牢かつ故障しにくい設計もOpenBlocksシリーズの設計思想を踏襲している。

 インターフェイスは1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×2ポートを搭載し、うち1ポートはPoE受電に対応する。

 なお、製品にはリモートから保守管理を行えるサービス「AirManage 2」の1年間利用権が付属し、遠隔地からの設定変更・アップデート指示等をセキュアな通信で実行できる。VPNがないネットワークでも、同サービスを使って外部からEasyBlocksを操作可能だ。

 EasyBlocks DDN1の価格(税別)はオープンだが、市場想定価格は14万8000円。2年目以降のサポートサービスは年間1万6800円となる。