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ぷらっとホーム、配布IPアドレス数が無制限に拡張されたDHCPサーバーアプライアンス「EasyBlocks DHCP 6000」

 ぷらっとホーム株式会社は10日、ネットワークアプライアンス「EasyBlocks」の新ラインアップとして、DHCPサーバーアプライアンス「EasyBlocks DHCP 6000」を発表した。

 同社の従来製品では最大3000までだった配布IPアドレス数が無制限(推奨数は6000程度)となっており、より大規模なネットワークへの導入に対応している。

 EasyBlock DHCP 6000は、配布IPアドレス数が無制限のDHCPサーバーアプライアンス。従来、DHCPサーバーアプライアンスを導入する場合は、将来追加されるネットワーク機器や端末の数などを考慮し、機器選定やネットワーク設計を行う必要があったが、大規模環境に対応したEasyBlocks DHCP 6000を利用することで、こうした労力を削減できるという。

 また冗長化運用に対応しており、各アプライアンスのスコープを分割して冗長構成にすることにより、ダウンタイムの最小化を実現可能。管理についても、専用のWeb GUIが提供され、難しいコマンドやプログラムを書くことなく、Webブラウザから機器の各種設定作業を行えるとした。不適切な設定を入力した場合には警告が出るため、トラブルを防ぐことが可能だ。

 このほか、固定IPアドレス払い出し機能を搭載。IPアドレスを払い出した部署名、個人名を入力・確認できるようにしており、重複割り当てを防止できる。なお、編集はCSVファイルで行えるので、他社製品からのインポートも容易に実行できるとのこと。

 加えて、クラウド型リモート管理サービス「AirManage 2」の1年間の使用権が標準で付属する。遠隔地から、複数拠点に設置されたDHCPサーバーアプライアンスの設定変更、アップデートも行えるため、VPNを導入していない企業、少人数の管理者で運営されている企業などでも、容易に管理を行えるとしている。なお、2年目以降は保守サービスを購入することで継続して利用できる。