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「Interop Tokyo 2025」6月11日~13日に幕張メッセで開催、今年のテーマは「社会に浸透するAIとインターネット」
2025年5月28日 10:45
株式会社ナノオプト・メディアは、インターネット技術の総合イベント「Interop Tokyo 2025」を、6月11日~13日に千葉県千葉市の幕張メッセで開催すると発表した。約500社・団体による展示・講演が予定されており、公式サイトからの事前登録、または招待券持参により無料で参加できる。
Interop Tokyo実行委員会では、AIの急速な進化により、ユーザー体験や業務の変革、完全自動運転などが進展しており、国内ではサービスロボットとAIエージェントの連携などにより、生活空間でのサイバーと物理の融合が始まっていると説明。さらに、計算コストやエネルギー効率の最適化に向けた新たな取り組みも進行中で、これらを支えるのが次世代のデジタルインフラだとして、2025年は「社会に浸透するAIとインターネット」をテーマとして設定したとしている。
Interopは1994年の日本初開催以来、「相互接続性(Interoperability)の検証」をテーマに、国内外の最新技術とその活用事例を体験できる展示会・カンファレンスとして、インターネット利用者との連携を提示し続けてきた。最新技術の実験フィールドの場でもあるInterop Tokyo 2025を通じて、これから先のAI社会の未来像と、そこで必要となるデジタルインフラのあり方について提言をしていきたいと考えているとしている。
基調講演では、KDDI株式会社 執行役員 先端技術統括本部長兼先端技術企画本部長の藤井彰人氏による「KDDIの5G x AI “つなぐチカラの進化”(仮)」、株式会社インターネットイニシアティブ 代表取締役 社長執行役員の谷脇康彦氏による「データ駆動社会とデジタルガバナンス」、株式会社デジタルガレージ 共同創業者 取締役/学校法人千葉工業大学 学長の伊藤穰一氏とInterop Tokyo 2025 実行委員長 慶應義塾大学の村井純氏による「AIだからInterop! ~ 分散、協調 vs 集中、分断」などの講演が予定されている。
また、同時開催イベントとして、「デジタルサイネージ ジャパン 2025」「APPS JAPAN 2025」「画像認識 AI Expo 2025」が開催される。