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アライドテレシス、Wi-Fi 6E対応の無線LANアクセスポイント「AT-TQ7403」

 アライドテレシス株式会社は、Wi-Fi 6E対応の無線LANアクセスポイント「AT-TQ7403」を2月1日より出荷開始すると発表した。価格は16万2800円(税込)。

AT-TQ7403

 AT-TQ7403は、Wi-Fi 6Eに対応し、2.4GHz帯と5GHz帯、6GHz帯の同時使用が可能な3ラジオ搭載アクセスポイント。利用者の少ない6GHz帯の利用により、電波の混雑を回避でき、通信の安定が図れるほか、6GHz帯の最大24チャンネルが新しく選択できるようになったことで、利用可能なチャンネル数が従来の2倍となり、柔軟なチャンネル設計を行えるとした。

 なお、2.4GHz帯はIEEE802.11b/g/n/ax、2×2 MU-MIMO対応で最大573Mbps、5GHz帯と6GHz帯はいずれもIEEE802.11a/n/ac/ax、2×2 MU-MIMO対応で最大2401Mbpsの通信が可能だ。有線LANは、2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TXポートを2基搭載。PoE+受電にも対応した。

 また、別売のパッチアンテナやアンテナ延長ケーブルを接続すると、2.4GHz帯の指向性の強い電波を放射できるようになる点も特長。パッチアンテナとWDS(Wireless Distribution System)を併用することで、離れた距離でも、無線経由で複数のアクセスポイント間ブリッジが可能になり、ケーブル工事や通常アンテナでの接続が難しいエリアにもネットワークを構築可能になるという。

 なお今後は、AWCやAWC-CB、AWC-SCといった、アライドテレシス独自の無線LAN技術や、Vista Managerによる統合管理、AMFアプリケーションプロキシーといった機能への対応も予定している。