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三桜工業、「Data Center Trial Field」のDLC配管モデルに製品を実装
2026年3月17日 15:30
三桜工業株式会社は17日、データセンターの次世代冷却技術に関するオープンイノベーション検証施設「Data Center Trial Field」内に新たに構築された「DLC配管モデル」に、同社製品を実装したと発表した。三桜工業は2024年11月の開設当初からData Center Trial Fieldに参画し、各社との協議を重ねながら製品の開発・試作・改良を行っている。
現状、データセンターのデータホール内において、メイン配管からラック内のCDUやマニフォールドに至る施工方法や部材構成が、施工段階で明確に提示されていないケースが多く見られるという。今後、直接水冷方式の普及や冷却要件の高度化に伴い、配管の分岐や接続箇所が増加した場合には、漏水リスクの高まりが懸念され、施工方法や部材構成を事前に明確化することが重要な課題だとしている。
DLC配管モデルは、国内外で使用されている配管材、継ぎ手、ホースを組み合わせることで、図面のみでは理解しづらい配管構成を可視化し、データセンター構築に携わる企業や組織間の相互理解を促進するとともに、連携による課題解決を図ることを目的としている。
三桜工業の「バルブ(止水)機能付き継ぎ手」と「樹脂チューブ」を組み合わせて一体化した製品もその一例として実装されている。三桜工業製品の特長は軽量、業界最小、液漏れ防止機構、樹脂チューブ加工による狭小スペースでのレイアウト、国内での開発製造による多様な接続仕様への柔軟な対応力、自動車向け製品で培った液漏れしない製品技術・接続技術による高い安全性とともに、施工現場における作業品質が確保されやすいといった点が挙げられるとしている。

