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アライドテレシス、Wi-Fi 6E対応のアクセスポイント一体型ルーター「AT-TQ7403-R」
2025年1月6日 14:11
アライドテレシス株式会社は、Wi-Fi 6E対応の無線LANアクセスポイントとセキュアVPNルーターの両機能を搭載した「AT-TQ7403-R」を1月6日より出荷開始すると発表した。ブランチオフィスや小売店、飲食店、また海外拠点などの遠隔地での導入に適しているとのことで、価格は17万3800円(税込)。
AT-TQ7403-Rは、6GHz帯を利用するWi-Fi 6E(IEEE 802.11ax)に対応したアクセスポイント機能と、IPsec VPNやステートフルパケットインスペクション型ファイアウォールなどの機能を利用できるセキュアルーター機能を兼ね備えた、無線LANルーターである。
無線LAN機能としては、2.4GHz帯用(IEEE 802.11b/g/n/ax)、5GHz帯用(IEEE 802.11a/n/ac/ax)に加えて、6GHz帯用(IEEE 802.11a/n/ac/ax)の3つを同時に利用可能。新たに追加された6GHz帯の24チャンネルを利用できるため、電波の混雑や干渉を効果的に回避できることが見込まれているという。
さらに、アクセスポイントが周囲の電波環境を自律的に解析し、最適な無線環境を構築する「AWC」にも対応しているので、従来以上に快適に快適な無線LAN環境を実現するとした。さらに、2×2ストリーム対応のアンテナを装着すれば、最大2.4Gbpsの高速通信を行えるとのこと。
なお有線LANのインターフェイスは、IEEE802.3at(PoE+)の受電に対応した2.5G BASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX×2ポートを搭載する。
また管理機能としては、アライドテレシス独自の運用管理ソリューション「AMF PLUS」の管理対象となる「AMF PLUSメンバー」機能を搭載し、遠隔からの監視や、ゼロタッチコンフィグレーション機能による機器の自動設定、オートリカバリー機能による障害からの迅速な復旧が可能。例えば、複数の拠点を持つ企業では、本社からの拠点の監視や一元管理を行えるので、運用・管理コストの削減と管理者の負担軽減に貢献するとしている。