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LayerXの「バクラク経費精算」「バクラク申請」、申請タイトルの初期値設定機能を追加

 株式会社LayerXは14日、クラウドワークフローシステム「バクラク申請」、クラウド経費精算システム「バクラク経費精算」において、申請タイトルの初期値を設定できる機能を追加したと発表した。

 従来、申請タイトルは申請者自身が手動で入力する必要があったため、タイトルに入力してほしい情報を担当者が周知していても、誤表記や内容の抜け漏れが発生してしまい、承認者・経理担当者の確認作業が膨らんでしまうことがあったという。

 しかし今回、申請タイトルの初期値に、「申請者名」や「申請作成日」などの項目のほか、申請フォームで入力された値を変数として挿入できるようになったため、申請者の入力の手間・ミスを削減し、承認者・経理担当者が確認する手間を軽減するとしている。

 例えば、経費精算タイトルに「『申請者名』と『明細内の最新の月』を挿入する」と設定した場合、申請者(バクラク太郎)が2023年1月・2月の月をまたぐ明細が混在する申請をすると、「経費精算:バクラク太郎_2月」が申請タイトルとして設定される。

 また、支払申請のタイトルに、「『支払先』と『申請作成日』の名称を入力する」と設定した場合、バクラク株式会社からの請求書の支払申請を2023年2月1日に申請すると、「支払申請:バクラク株式会社_2023/02」が申請タイトルとして設定される。

 なお、申請タイトルの初期値を設定している場合でも、申請者がタイトルを編集できるようにすることも可能。これにより、緊急対応など特別な対応が必要になる場合には、申請者が申請タイトルの冒頭に文言を付け加えるといった、柔軟な運用が可能になるとしている。