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クラウド型経費精算システム「バクラク経費精算」、意図しない領収書の使いまわしを検知する「二重申請防止」機能を搭載

 株式会社LayerXは20日、クラウド型の経費精算システム「バクラク経費精算」において、意図しない領収書の使いまわしを検知可能な「二重申請防止」機能を追加したと発表した。

 バクラク経費精算は、“手入力ゼロ”を実現するクラウド型の経費精算システム。アップロードした領収書はAIが一括してデータ化してくれるほか、入力補助機能も備えているので、従業員は経費精算申請を容易に行えるという。

 ただしこうした経費精算時には、以前より、同じ領収書を意図せず使いまわしてしまう可能性があり、経理部門では、同一の領収書が繰り返し使用されていないかを確認する手間が発生していた。

 一方で、2022年1月施行の改正電子帳簿保存法では、一定の要件に基づき、紙の領収書提出を不要とするペーパーレスな運用も可能となったが、経費精算システムにも、電子データの使いまわしを検知でき、法的な要件を満たす新しい要件が求められるようになったことから、今回のアップデートでは、領収書の使いまわしを検知する二重申請アラート機能を追加したとのこと。

 同機能により、同一の領収書を異なる申請で上げられた場合に、申請者や承認者、経理担当者が気づきやすくなり、紙の領収書提出を不要にするペーパーレスな業務運用への移行を、より安心して行えるようになったとしている。