ニュース

LayerX、「バクラク申請」「バクラク経費精算」向けアプリがiPadに正式対応

 株式会社LayerXは11日、クラウド型ワークフローシステム「バクラク申請」、クラウド型経費精算システム「バクラク経費精算」のアプリがiPadに正式対応したと発表した。

 バクラク申請は、申請・承認・稟議(りんぎ)などの内部統制を自社のルールに合わせて作成可能な上、AI-OCRを活用し手入力ほぼゼロを実現するワークフローシステム。また、バクラク経費精算は、複数のレシートや領収書を一括アップロードできる領収書読取特化AI-OCR、汎用ワークフロー機能を用いた稟議とのひも付けなどにより、手入力ゼロを実現する経費精算システムである。

 両サービスは、PCでの操作だけでなく、スマートフォン用アプリからの入力にも対応しているものの、LayerXによれば、飲食店や小売店舗、製造現場、介護施設など、PCや社用スマートフォンが従業員一人ひとりに支給されていない現場は多いほか、業務アプリを個人のスマートフォンにインストールすることに抵抗があるため、店舗共用のPCやタブレット端末で業務を行うケースも多いという。

 その一方で、業務でiPadを使っている場合があっても、多くの業務アプリはスマートフォンに最適化されており、iPadなどのタブレットで利用する際に、画面表示や操作性に不具合が生じる場合もあるとのこと。

 そこで同社は今回、バクラク申請、バクラク経費精算のアプリをiPadに正式対応させた。これにより、iPadでの動作の懸念が解消され、iPadの大画面で安心して業務を行えるようになるとしている。