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LayerX、「バクラク経費精算」「バクラク申請」で承認経路設定のシミュレーション機能を提供

承認経路の初期設定時や修正時の手間を軽減

 株式会社LayerXは30日、法人支出管理サービス「バクラク」で提供しているクラウド型経費精算システム「バクラク経費精算」、クラウド型ワークフローシステム「バクラク申請」(旧称:LayerX ワークフロー)において、経費精算や稟議(りんぎ)申請の際に、承認経路設定をシミュレーションできる機能を追加したと発表した。

 バクラク経費精算は、“手入力ゼロ”を実現するクラウド型の経費精算システム。アップロードした領収書をAIがデータ化してくれるほか、利用者の入力を補助する機能も備えているので、経費精算申請業務の効率化を支援できるという。一方のバクラク申請は、さまざまな申請フォームの作成や柔軟な承認フローを構築できるクラウド型ワークフローシステムである。

 こうした経費精算や稟議・申請のシステムを導入する際には、内部統制に沿った承認経路が、適切に設定されることが重要とされているが、承認経路は社内で作成した職務権限規定表と照らし合わせながら設定することが多く、初期設定、また職務権限規定表の改訂があった際のメンテナンスの手間が存在していたという。

 バクラク経費精算とバクラク申請では、以前から柔軟な承認経路の設定に対応しており、職務権限規定表を手軽にシステムに反映できるようにしていたものの、承認経路設定を画面上で確認できなかったため、申請画面にて最終確認する必要があったとのこと。

 そこで今回はこの両サービスにおいて、承認経路設定のシミュレーション機能を追加し、承認経路設定画面上で、経路のシミュレーションを行えるようにした。実際に設定した承認経路が、どの組織・どの従業員による承認経路となるかを確認できるので、承認経路の初期設定時や修正時の手間が軽減されるとしている。