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LayerXのクラウドワークフロー「バクラク申請」、インボイス制度対応を強化

新規取引先の申請・登録時点で負担なくインボイス制度対応を完了

 株式会社LayerXは29日、クラウド型ワークフローシステム「バクラク申請」をアップデートし、新規取引先の申請・登録時点でインボイス制度対応を負担なく完了できる機能を追加したと発表した。

 バクラク申請は、さまざまな申請フォームの作成や柔軟な承認フローを構築できるクラウド型ワークフローシステム。今回のアップデートでは、新規取引先申請時に取引先の名称を入力すると、適格請求書発行事業者登録番号や法人情報(法人番号・住所など)が自動でサジェスト・入力されるようになった。

 また、新規に取引先申請が出された取引先が、すでに取引先マスタに登録されていた場合、画面上でアラートを表示する機能も搭載された。これにより、二重登録の懸念を軽減できるとした。

 さらに、取引先の適格請求書発行事業者の登録状況を自動判定する機能により、登録されていない場合・登録が無効である場合は、画面上にアラートを表示できる。

 なお、承認された取引先の情報(適格請求書発行事業者登録番号・法人番号・住所)は、バクラクの取引先マスタに自動で連携・登録されるため、取引先情報の転記作業の負担を軽減し、ミスを防止するとのこと。

 これらの機能により、新しい取引先のインボイス制度対応状況の確認や取引先登録の登録を、担当者の負担なく簡単かつシームレスに行えるほか、取引先の登録時点でインボイス制度対応が完了するため、後段の請求書支払い業務における経理担当者の負担も軽減されるとしている。