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経費精算クラウド「バクラク経費精算」、JCB法人カードの利用明細データの自動連携に対応

 株式会社LayerXと株式会社ジェーシービー(以下、JCB)は2日、業務提携契約を締結したと発表した。これに伴い、JCBの「JCB法人カード利用明細データ連携サービス」が、LayerXのクラウド型経費精算システム「バクラク経費精算」に対応したという。

 バクラク経費精算は、経費精算の効率化を支援するクラウド型経費精算システム。複数のレシートや領収書を一括アップロードできる領収書読取特化AI-OCR、汎用ワークフロー機能を用いた稟議(りんぎ)とのひも付けなど、さまざまな機能によって、経費精算に関する業務負荷を軽減できるという。

 一方の「JCB法人カード利用明細データ連携サービス」は、JCB法人カードの利用明細データを経費精算システムに自動連携するサービス。今回の業務提携では、新たにバクラク経費精算との連携に対応し、バクラク経費精算に、カードの利用明細データが自動で取り込まれるようになった。

 利用者がJCB法人カードの情報をバクラク経費精算上で登録すると、カードの利用日、利用金額、加盟店名といった内容が、利用後の最短翌日に、利用者のバクラク経費精算のクレジットカード明細選択画面に自動的に表示されるようになるため、カード利用明細と証憑・事前稟議のひも付けや仕訳作成といった作業の負荷が軽減されるとした。

 また、従業員の経費申請作業が削減されるほか、取り込まれたデータはバクラク経費精算上では変更できないので、不正申請の防止による、経費処理のガバナンス強化につながるとのこと。