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LayerXのクラウドワークフロー「バクラク申請」、クラウド契約サービス「クラウドサイン」とAPI連携

 株式会社LayerXは25日、クラウド稟議システム「バクラク申請」(旧称:LayerX ワークフロー)が、クラウド契約サービス「クラウドサイン」とAPI連携を開始したと発表した。この連携により稟議と契約締結プロセスが統合され、シームレスな業務体験を実現可能になったという。

 「バクラク申請」は、さまざまな申請フォームの作成や柔軟な承認フローを構築できるクラウド型ワークフローシステム。AI-OCRとチャットアプリによって申請・承認作業を効率化できる点が特徴で、経理部門だけではなく、事業部門における支払い申請などにかかる作業負荷・入力ミスの解消により、全社の生産性向上が期待できるという。

 一方の「クラウドサイン」は、“紙と印鑑”をクラウドに置き換え、契約作業をPCだけで完結できるクラウド契約サービスである。

 今回の連携では、「バクラク申請」上で契約締結申請を作成し、申請が承認されると、あらかじめ定められた署名者に対して自動でクラウドサインが送付されるようになる。これによって申請完了から発送までのリードタイムがゼロになり、申請者・承認者・契約担当すべての当事者の契約締結コストが削減されるとのこと。

 また契約締結状況は、申請者・承認者ともに「バクラク申請」上でリアルタイムに確認可能なため、「契約先で契約書の締結が完了しているかどうか」を契約担当者に確認する必要もなくなるとした。