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DNP、リモート環境から運転者のアルコールチェックを行う実証実験を西日本フードにて実施

実証実験のイメージ

 大日本印刷株式会社(DNP)と株式会社DNPアイディーシステム(IDS)は24日、西日本フード株式会社と共同で、運転者のアルコール検査と確認業務(点呼)を、リモート環境から行う実証実験を実施すると発表した。期間は2月1日から3月31日までの予定。

 西日本フードでは2019年から、運転者のアルコール検査と点呼を「DNP安全運転管理サポートシステム(VD-3)」を使って対面で実施してきた。しかし、オフィスに立ち寄らない運転者への対応や記録の保存に課題があったという。そこで今回は、スマートフォンにアルコール検知器を接続し、短時間でアルコールチェックを行える「DNP安全運転管理アプリケーション mamoru」(以下、mamoru)を併用した実証実験を実施し、さまざまな業務形態に応じたアルコール検査の運用・管理方法を検証するとした。

 具体的には、「mamoru」を用いて、リモート環境でのアルコールチェック、健康状態等の確認、運転免許証を使用した本人認証や有効性の確認、なりすまし防止機能の検証などを行う。また、スマートフォンとアルコール検知器を使ったアルコールチェックや確認項目の回答しやすさ、通信状況による障害の有無、記録の保存や管理の簡便さなども検証するとのこと。

「mamoru」によるアルコールチェック時のフロー