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Sansanのクラウド請求書受領サービス「Bill One」が仕訳機能を搭載、経理業務の効率化を支援

 Sansan株式会社は20日、クラウド型の請求書受領サービス「Bill One」において、仕訳機能を追加したと発表した。

 Bill Oneは、郵送で届く紙の請求書やメール添付で送付されるPDFの請求書など、さまざまな方法・形式で企業に送られてくる請求書の受領をオンラインで可能にする、クラウド型の請求書受領サービス。

 2020年5月にサービスを提供開始して以来、利用企業は順調に拡大しているが、一方で、企業がBill Oneと機能連携をしていない会計システムを利用している場合は、Bill One上の請求書データをもとに、会計システムへ手入力で仕訳を登録する必要が生じてしまっているという。

 そこで今回は仕訳機能を新たに搭載し、経理業務における手入力作業を減らすことで、非効率だった入力業務の改善を図る。その仕訳機能では、受領しデータ化された請求書情報をもとに、Bill One上で仕訳データを作成可能。作成した仕訳データをCSVファイルでダウンロードして、企業が利用している会計システムへの連携を行える。

 また、Bill Oneでは請求書発行企業と受領企業の取引関係を記憶可能なため、継続的に取引関係のある企業に関しては、前回入力した仕訳データを自動で呼び出すこともでき、都度入力が不要になるとした。

 Sansanでは今回、仕訳機能が追加されたことで、請求書の受領から、支払い申請・承認、仕訳、支払いまでをBill Oneで完結可能になったため、経理業務の効率化・迅速化を実現するとアピールしている。

Bill Oneの仕訳画面イメージ