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日立ソリューションズ、プラントの定期修繕向けクラウドサービスに工事情報などを地図上で可視化する機能を追加

「プラント向け予防保全 進捗管理サービス 事業所マップ」導入による課題解決

 株式会社日立ソリューションズは2日、プラントの定期修繕作業工程の進捗を管理する「プラント向け予防保全 進捗管理サービス」のオプションとして、作業予定と合わせてプラント内の設備や重機の位置情報を可視化する「プラント向け予防保全 進捗管理サービス 事業所マップ(以下、事業所マップ)」を提供開始した。

 事業所マップは、化学業界などのプラントの修繕業務について、地理情報の上にプラント配置図と進捗管理サービスの工事情報を統合して表示する機能。日立ソリューションズの空間情報技術を用いて、地理情報にプラント配置図や設備情報、工事の申請や許可などの情報を重ねて表示する。これにより、作業上の危険箇所や重機の位置といった工事情報が可視化され、円滑な調整を支援する。また、これまで紙のプラント配置図に手書きしていた作業が自動化され、調整時間を削減する。

 進捗管理サービスは工事情報を時系列で管理しており、事業所マップでは作業調整時に5日先までの情報をプラント配置図上で可視化できる。これにより、調整業務を効率よく行える。

 また、事業所マップはモバイルアプリに対応しており、スマートフォンで通信可能な、屋内外の現場で利用できる。モバイルアプリにより、現場の責任者や作業員に重機の位置や危険箇所を共有することで、安全性の向上を支援する。

 日立ソリューションズは、プラントの定期修繕の現場課題に適合した進捗管理サービスを、2024年に三菱ケミカル株式会社との協創により開発し、作業の計画から着工許可、進捗報告、工事申請に至る全工程の一元管理を実現した。協力会社数千人が関わる定期修繕で、作業調整の手間や安全管理といった課題に対し、進捗管理サービスを強化する新たなオプションを開発した。

 事業所マップは今後、重機や作業員の動態管理機能を段階的に追加していく予定だ。リアルタイムかつ高精度な位置情報を取得することで、より詳細な現場状況の可視化や安全管理業務の高度化を実現し、定期修繕業務の生産性向上と安全性の向上を支援していくとしている。