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Sansanのクラウド型請求書受領サービス「Bill One」、PCAの会計ソフト「PCA会計シリーズ」と連携

Bill Oneで作成した仕訳データを基に会計帳簿などを作成可能

 Sansan株式会社は21日、自社のクラウド請求書受領サービス「Bill One」と、ピー・シー・エー株式会社(以下、PCA)の会計ソフトウェア「PCA会計シリーズ」がデータ連携すると発表した。PCA会計シリーズにBill Oneで作成した仕訳データを連携可能になるため、請求書を基点とした経理業務のデジタル化・迅速化を実現するという。

 Bill Oneは、あらゆる請求書をオンラインで受領・データ化し、月次決算の加速を後押しできるクラウド請求書受領サービス。2021年10月には、受領・データ化された請求書情報を基に仕訳データを作成できる機能が追加され、利用者は、この仕訳データを会計ソフトと連携することで、請求書の受け取りから帳簿作成や経営分析までをクラウド上で完結できるようになった。

 今回は、その連携対象としてPCA会計シリーズが追加されたもので、Bill One上で作成した仕訳データをCSVファイル形式でダウンロードし、PCA会計シリーズにインポート可能になっている。PCA会計シリーズ上では、Bill Oneからインポートした仕訳データを基に、会計帳簿、決算書、レポートを作成可能。これにより経理担当者は、請求書の開封のためにオフィスに出社する必要がなくなるほか、請求書情報を入力する際の記入ミスが削減できるので、経理業務の質の向上につながるとしている。

 さらに、請求書の受け取りから帳簿作成、経営分析などをクラウド上で行えることから、請求書にかかわる経理業務の迅速化も実現するとした。

 なお連携対象は、「PCAクラウド 会計」「PCAクラウド 会計 on AWS」「PCAサブスク 会計」「PCAクラウド 会計 hyper」「PCAクラウド 会計 hyper on AWS」「PCAサブスク 会計 hyper」「PCA会計DX」「PCA会計hyper」の各製品・サービスである。