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Sansanのクラウド請求書受領サービス「Bill One」、ミロク情報サービスの財務・会計製品とのデータ連携に対応

3製品でBill Oneで作成した仕訳データのインポートが可能に

 Sansan株式会社は9日、クラウド請求書受領サービス「Bill One」が、株式会社ミロク情報サービスが提供する3つの財務・会計製品とデータ連携すると発表した。

 Bill Oneは、請求書をオンラインで受領・データ化するクラウド請求書受領サービス。定期的に機能追加を行っており、2021年10月には、受領・データ化された請求書情報を基に仕訳データを作成できる機能が追加された。同機能では、作成した仕訳データをCSVファイル形式でダウンロードし、自社で利用している会計サービスと連携することで、請求書の受領から帳簿作成や経営分析までをクラウド上で完結可能になったという。

 今回は仕訳データの連携先として、ミロク情報サービスが提供する中堅企業向け「Galileopt DX」、中堅・中小企業向け「MJSLINK DX」、中小企業向け「ACELINK NX-CE」の3つの財務・会計製品が追加された。Bill Oneで作成したCSVファイル形式の仕訳データをこれらの製品にインポートして、その仕訳データを基に、会計帳簿、決算書、レポートの作成を行えるので、利用企業は、請求書を基点とした経理業務の迅速化を実現できるとしている。

 また経理担当者は、請求書の開封のためにオフィスに出社する必要がなくなるだけでなく、請求書情報を入力する際の記入ミスを削減できることから、経理業務の質の向上につながるとした。