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インテックの電子帳票システム「快速サーチャーGX」、改正電子帳簿保存法に対応した機能強化を実施

 株式会社インテックは、電子帳票システム「快速サーチャーGX」において、改正電子帳簿保存法に対応した新機能を11月より順次追加すると発表した。

 快速サーチャーGXは、企業で大量に出力される多種多様な帳票を一元管理し、Webブラウザから閲覧できるようにする電子帳票システムで、帳票活用をサポートするさまざまな機能を提供している。また、Webブラウザだけでどこでも帳票閲覧を行えるため、全社展開、社外公開を容易かつ強力に推進できるとした。

 今回は、2022年1月に施行される改正電子帳簿保存法に対応するため、「スキャナ保存」機能を強化するとともに、「電子取引データ保存」機能と「帳簿・書類保存」機能を追加する。なお、電子帳簿保存法における保存区分のうち、すでにJIIMA認証を取得している「スキャナ保存」に加えて、「電子取引データ保存」と「帳簿・書類保存」についても最新のJIIMA認証を取得する予定で、すべての保存区分で法的要件に対応するとのこと。

 具体的な機能としては、「スキャナ保存」では、新たに訂正履歴管理、削除証憑管理、データ一括ダウンロードの各機能を追加。また「電子取引データ保存」では、電子取引のデータの取り込み/保存、訂正履歴管理、削除証憑管理、データ一括ダウンロードの機能を提供する。これらの機能は11月に追加される予定だ。

 さらに2022年4月の提供予定である「帳簿・書類保存」では、帳簿データ取り込み/保存、レコード形式画面拡張、伝票検索、書面出力、連携データ同一性検証といった機能が提供されるとしている。