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インテック、電子帳票システム「快速サーチャーGX」とBoxの連携オプションを提供 企業の電子帳簿保存法対応を支援

 株式会社インテックは4日、電子帳票システム「快速サーチャーGX」において、Boxとの連携オプションを追加し、7月から提供開始すると発表した。これにより、企業の電子帳簿保存法対応を支援するという。

 快速サーチャーGXは、企業内の多様な帳票、紙文書等のデータを統合管理し、簡単に高速検索、閲覧、印刷を行える電子帳票システム。これを利用することにより、データ共有による企業の業務効率化や電子帳簿保存法対応を支援するという。また利用環境はオンプレミス版とクラウド版が用意されているので、企業が自社の運用や予算に合わせて選択できるとのこと。

 今回は新たに、この快速サーチャーGXとBoxをAPI連携させ、Boxに登録している証憑とメタデータ(取引年月日、取引先名、取引金額等)を快速サーチャーGXに日次で自動取り込みするオプション機能を提供開始する。

 自動連携により、管理者は手動での登録作業を行う必要がなくなるため、効率よく運用可能になる点がメリット。また、電子帳簿保存法の法的要件を満たしているソフトウェアとして、JIMA認証を取得している快速サーチャーGXへ連携されるので、企業は、システムが法対応しているかどうかを確認することなく、安心して証憑を保管できるとした。なお、Box上でメタデータが付与されていないファイルは連携対象から外される。

 連携オプションの価格(税別)は、オンプレミス版の場合、ライセンス料金が25万円から。クラウド版の場合は月額5000円となる。なおBox側では、Business Plus以上の契約が必要となる。