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インテック、電子帳票システム「快速サーチャーGX」のクラウドサービスでポータル機能を強化

 株式会社インテックは7日、電子帳票システム「快速サーチャーGX」において、クラウドサービス専用のポータル画面を追加した新版「同 Version 4.2」を提供開始すると発表した。

 快速サーチャーGXは、企業で大量に出力される多種多様な帳票を一元管理し、さまざまな用途で活用するために開発されたWeb対応の帳票公開システム。利用者はWebブラウザから検索・閲覧でき、社内での利用に加えて、インターネット経由で社外への帳票の公開や共有も行える。

 また、スキャンした書類データ(PDFファイル)を取り込み、タイムスタンプを付与した状態で保管・検索可能にする「快速サーチャーGX クラウドサービス」も提供されている。

 今回の新版では、この「快速サーチャーGX クラウドサービス」で利用できる専用ポータル画面を強化した。具体的には、登録した書類データのステータス(登録完了、承認待ち)や件数を確認できようにしたほか、登録した書類データの未承認、差し戻しを通知するアシスタント機能と、ログイン時にメンテナンスなどの重要な情報を表示するお知らせ機能を追加している。

 サービスでは、書類データ登録上限数に応じた3つのプランが用意されており、価格(以下、すべて税別)は、年間3600件まで対応可能なSプランが月額3万5000円。年間1万2000件まで対応可能なMプランが月額5万円、年間3万6000件まで対応可能なLプランが月額10万円。いずれのプランも、20万円の初期費用が別途必要になる。