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インテック、電子帳票システム「快速サーチャーGX」クラウド版に準定型帳票に対応したOCR機能を追加

 株式会社インテックは23日、電子帳票システム「快速サーチャーGX」クラウド版に、企業ごとや種類ごとにレイアウトが異なる準定型帳票に対応したOCR機能をオプションとして追加し、5月に提供開始したと発表した。

 快速サーチャーGXは、業務で発生するさまざまな帳票や紙文書などのデータを統合管理し、いつでもどこでも簡単に高速検索、閲覧、印刷できる電子帳票システム。データ共有による業務効率化や電子帳簿保存法対応をサポートする。

 2022年の電子帳簿保存法の大幅改正により、電子取引データの電子保存が義務化され、データ登録時のユーザーの情報入力作業における負担増加が課題となっていた。そこで、インテックは快速サーチャーGXのクラウド版にOCR機能を追加することで、より簡単に、効率よく電子取引やスキャナー保存のデータの登録を可能とし、業務負荷軽減を実現した。

 OCR処理には、株式会社PFUのOCRソフトウェア「DynaEye 11」を使用している。PFUとインテックは、かねてからビジネス面で協業しており、今回の機能はそのパートナーシップにより実現した。

 OCR機能は準定型帳票に対応し、PDFファイル、JPEGファイルをアップロードするだけで、検索キー(取引年月日、取引先名、取引金額など)を読み取り、自動で登録が可能。読み取る情報は、類似の複数キーワードから探して取得する。

 例えば、取引日付を取得する場合には、「年月日」「発行日」など、類似のキーワードの近くにある値を取得するため、事前に読み取り範囲の設定をする必要はない。読み取りエラーとなった場合のみ、利用者に確認を促すため、人手による登録・確認の業務負荷を大幅に軽減できる。また、1ファイルごとに、利用者が確認しながら登録したい場合であっても、OCR機能の補助により、キー入力専用ツール上に、検索キーの候補となり得る値が表示されるため、入力の手間を大幅に削減できる。

 OCR機能はクラウド版のみの提供となり、オンプレミス版への機能追加は未定。「快速サーチャーGX」クラウド版 OCR機能の提供価格は月額利用料金の20%で、月額利用プランがSプランでOCR機能を利用する場合、利用料金の3万5000円の20%の金額(7000円)がOCR機能利用料として月額料金に付加される。

「快速サーチャーGX」クラウド版 OCR機能の利用イメージ