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インテック、帳票公開ソリューション「快速サーチャーGX」で電子帳簿保存法のスキャナ保存をサポート

 株式会社インテックは29日、帳票公開ソリューション「快速サーチャーGX」において、、電子帳簿保存法におけるスキャナ保存要件をサポートする新機能を追加すると発表した。新機能は、オプションライセンスを購入することで利用できる。

 快速サーチャーGXは、企業で大量に出力される多種多様な帳票を一元管理し、さまざまな用途で活用できるWeb対応の帳票公開システム。ユーザーはWebブラウザから検索・閲覧を行え、社内での利用はもちろん、インターネット経由で社外へ帳票を公開したり、共有したりすることもできる。

 今回の機能強化は、電子帳簿保存法改正により、国税関係書類のスキャナ保存に関する要件が大幅に緩和されたことを受けたもので、快速サーチャーGXにスキャナ保存をサポートする新機能が追加された。

 まず、文書ファイルの取込時に、PDFファイルの法的要件(解像度、サイズなど)を自動チェックし、要件を満たしていない場合にアラートを通知する機能を搭載。また、タイムスタンプ付与サービスを別途契約することなく、タイムスタンプの付与を行えるようにした。

 さらに証憑検索機能を強化し、数値・日付の範囲指定検索、組み合わせ検索、空白項目検索、異なる証憑類の一括検索に対応。また、文書ファイル検証機能により、タイムスタンプ一括検証、PDFファイルの情報表示を行えるようにしている。

 これらの機能を利用することで、ユーザー企業はスキャナ保存要件を意識することのない運用が可能になり、業務担当者が安心して電子化作業を行えるようになるとのこと。また、電子化して検索機能を活用することで、紙保管にかかっていたファイリングや証憑検索のための人手、時間を大幅に削減できるとしている。