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ネクスウェイのFAX受信サービス「FNX e-受信FAXサービス」、インテックの電子帳票システムと連携

FAX受信した帳票類を電子化し、電帳法の要件を満たした形で保存可能

 株式会社ネクスウェイは8日、FAX受信サービス「FNX e-受信FAXサービス」と、株式会社インテックの電子帳票システム「快速サーチャーGX」が連携したと発表した。これにより、FAXで受け取った帳票類を「FNX e-受信FAXサービス」で電子化し、「快速サーチャーGX」へ連携できるため、電子帳簿保存法が定義する「電子取引の保存要件」を満たした状態での保存が可能になるとしている。

 「FNX e-受信FAXサービス」は、受信したFAXをPDFデータとしてクラウドサーバー上で保管・管理することにより、受信したFAXの仕分け・閲覧・検索・編集・返信を支援できるサービス。専用アダプタをFAXに取り付けるだけで、すぐにサービスを利用開始できるという。

 一方の「快速サーチャーGX」は、企業内の多様な帳票、紙文書等のデータを統合管理し、簡単に高速検索、閲覧、印刷を行える電子帳票システム。これを利用することにより、データ共有による企業の業務効率化や電子帳簿保存法対応を支援できるほか、オンプレミス版とクラウド版が用意されているので、企業が自社の運用や予算に合わせて選択できる。

 今回は「FNX e-受信FAXサービス」に、電子帳簿保存の要件「可視性の確保」を満たす保存対象の帳票の特定機能、取引データの複数の記録項目の組み合わせ検索機能が追加された。これにより、受信時FAX原稿(編集前)と送信時のFAX原稿、また、取引年月日/受信送信日時/取引先名/取引金額をはじめとするテキスト情報を電子データ化して「快速サーチャーGX」へ連携させ、検索を行える形で保存できるようになったとのこと。

 なお検索機能では、電子帳簿保存の要件である「取引年月日/取引金額/取引先」の3項目に加え、任意の記録項目での検索を行えるとしている。