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アライドテレシス、10GBASE-Tポートを備えた大容量ルータ「AT-NFV-APL-GTX」

WAN回線の利用効率を上げる「AMF-WAN」に対応

 アライドテレシス株式会社は2日、10Gigabit Ethernet(GbE)インターフェイス対応のルータ「AT-NFV-APL-GTX」を、8月3日より出荷開始すると発表した。価格は93万5000円(税込)。

 AT-NFV-APL-GTXは、10GBASE-T/1000GBASE-T/100BASE-TXポート×4と、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポート×6を搭載したボックス型のルータ製品。最大37Gbpsの高スループット、最大3000台までの端末収容に対応するスケーラビリティを備えているほか、VPNによる通信の暗号化やファイアウォールといったセキュリティ機能も搭載する。なお、UTM機能も今後提供する予定だ。

AT-NFV-APL-GTX

 また、ネットワーク統合管理機能「AMF(Autonomous Management Framework)」のメンバー機能(管理される側)に加えて、インターネットブレークアウト機能や拠点間通信の経路最適化を自動化するダイナミックVPN機能などにより、WAN回線の利用効率を上げる「AMF-WAN」にも対応。ネットワーク統合管理ツール「AT-Vista Manager EX」および拡張機能である「AIO(Allied Telesis Intent Based Orchestrator)」によって、管理者の意図に基づいた、直感的で自律的なAMF-WANの運用を可能にするとのこと。

 アライドテレシスでは、高速・大容量・広帯域といった特徴を生かして、多拠点で構成された大規模ネットワークのセンタールータや拠点ルータとして活用できるほか、セキュリティ機能を生かし、次世代のセキュリティゲートウェイとしても活用できるとアピールしている。