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アライドテレシス、10GBASE-T対応のネットワークコア向けスイッチ「AT-x950-52XTQm」を発売

センタールータのGbEモデル「AT-NFV-APL-GT」も

 アライドテレシス株式会社は31日、ネットワークコア向けのボックス型スイッチ「AT-x950-52XTQm」、およびGigabit Ethernet(GbE)インターフェイス対応のセンタールータ「AT-NFV-APL-GT」を、9月1日より出荷開始すると発表した。

 AT-x950-52XTQmは、10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TXポート×48、40GbE/100GbE対応のQSFP+/QSFP28スロット×4を搭載する、1Uサイズのレイヤ3スイッチ。

 サーバー/ストレージなどの10GbEデバイスや、10GbE対応スイッチの集約スイッチ用途に利用できるという。また、100Mbpsから10Gbpsまでの5つのスピードに対応するため、既存配線を利用したマルチギガスイッチとの帯域拡大や、低速のレガシー端末はそのままに既存スイッチをリプレースする、といった用途にも利用可能とのこと。

 加えて、さまざまなネットワーク管理機能を備えている点も特徴。ネットワークの一元管理や自動復旧を可能にする「AMF」のマスター(管理する側)機能や、無線LANコントローラ機能、Web GUI上での統合管理が可能なネットワーク管理機能「Vista Manager mini」を備えており、最大180台のスイッチやルータと無線LANアクセスポイントの管理をサーバーレスで実現できる。

 AT-x950-52XTQmの価格は、259万3800円(税込)から。

AT-x950-52XTQm

 一方のAT-NFV-APL-GTは、次世代ルータ「NFV-APLシリーズ」のGbEインターフェイス対応モデル。既存モデル同様、最大3000台までの端末収容に対応し、そのスケーラビリティを生かして、多拠点の大規模ネットワークを集約するセンタールータ、あるいはハイパフォーマンスな拠点ルータなどとして利用できるとしている。

 また、VPNによる通信の暗号化やファイアウォールといったセキュリティ機能も搭載するほか、UTM機能も今後提供する予定だ。インターフェイスは1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポート×6を搭載する。

 AT-NFV-APL-GTの価格は88万円(税込)から。

AT-NFV-APL-GT