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旭化成、経費精算・管理クラウド「Concur Expense」などを2万8000名規模で導入

定着化支援ソリューション「WalkMe」も

 株式会社コンカーは17日、旭化成株式会社が、経費精算・管理クラウド「Concur Expense」、出張管理クラウド「Concur Travel」などを間接費管理基盤として採用したと発表した。また今回は同時に、デジタルアダプションプラットフォーム「WalkMe」も採用されているという。

 コロナ禍において労働環境や生活様式が大きく変化する中、旭化成は従来のアナログ業務を廃止し、ニューノーマルに対応すべく、経費精算・管理クラウド「Concur Expense」、出張管理クラウド「Concur Travel」を含むSAP Concurソリューションを間接費管理基盤として導入。また従業員への早期定着を目的として、イスラエルWalkMe社のデジタル定着化支援ソリューションであるWalkMeも同時に導入した。

 コンカーのサービスは、従業員約2万8000名規模で4月より利用開始されており、間接業務領域におけるグループ共通プラットフォーム構築を目指すとのこと。また今後は、グローバルでの業務標準化を目指し、海外拠点での利用も視野に入れて検討を進めているとした。

 なおコンカーでは、Concur Expenseなどを利用すると、法人カードや交通系ICカード、QRコード決済アプリなどとのデータ連携によって入力業務が効率化されたり、モバイルアプリによって自宅からの経費申請・承認が可能になったり、自動規程チェック機能によって入力不備や不正を自動で検知し、チェック業務の負荷を削減したり、といったメリットが得られると説明している。