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JBSとWalkMeが提携、Dynamics 365などクラウドサービスの定着支援を共同で実施

 日本ビジネスシステムズ株式会社(以下、JBS)とWalkMe株式会社は27日、パートナーシップ契約を締結したと発表した。ビジネスアプリケーション「Microsoft Dynamics 365」の導入実績を多く持つJBSの知見と、導入したサービスの定着支援を行うプラットフォーム「WalkMe」を組み合わせることで、企業でのデジタルツールのさらなる利活用を促進するという。

 「WalkMe」は、導入したサービスをユーザーへ定着させる支援を行うためのプラットフォーム。さまざまなWebアプリケーションに対応しており、操作方法の吹き出し表示や対話形式での自動入力などの多様な機能によって、ユーザーの操作をナビゲートする仕組みを備えている。こうした支援により、ユーザーのサービス定着が促進されることに加え、入力するデータの精度向上も実現するとした。

 一方、JBSが取り扱っているDynamics 365は、多機能であるがゆえに、操作に慣れるには一定のコツが必要とされているとのこと。JBS社内へ導入した際には、当初は使い慣れた社員がメンバーに教育しながら活用していたが、よりスピード感のあるビジネスを実現するために「WalkMe」を導入した結果、新しいメンバーでも、迷うことなく標準的なオペレーションを実施できるようになったという。

 同社では、こうした自社導入で培った経験を生かし、多くの企業に価値を広めたいと考えた結果、WalkMeとのパートナー契約を締結。Dynamics 365など、マイクロソフト製品を中心としたクラウドサービスの定着支援をWalkMeと共同で行い、企業におけるデジタル技術の定着とデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するとしている。