コンカーとデロイトトーマツが提携、ファイナンス領域におけるDXを推進

　株式会社コンカーとデロイトトーマツグループ（以下、デロイトトーマツ）は7日、企業のファイナンス領域におけるデジタルトランスフォーメーション（DX）推進において協業開始すると発表した。

　今回の協業では、コンカーが経費精算・管理クラウド「Concur Expense」や請求書管理クラウド「Concur Invoice」、出張管理クラウド「Concur Travel」を使った間接業務の効率化とデジタル化により、従業員ならびに経理部門の業務負荷軽減を支援するとともに、電子帳簿保存法に対応した領収書の電子化、ペーパーレス化を推進するという。

　一方のデロイトトーマツでは、これらの出張・経費精算システムの導入を起点とした、次世代のファイナンス組織の構築・経営管理領域の高度化に向け、構想策定から実行まで、エンドトゥエンドでのビジネスを推進する。あわせて、リモート決算・リモート監査の実現に向けて、専門知識を元にしたアドバイスを行い、ガバナンス強化を支援するとした。

　なお両社では協業の一環として、ファイナンス領域のDXの取り組み方を紹介するセミナーを共催する。第1弾としては、「財務経理領域のDXとは」をテーマにしたセミナーを、7月8日にオンラインで実施するとしている。