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MJS、クラウド対応の中堅・中小企業向けERP「MJSLINK DX」を3月より販売
「AI仕訳」により経理担当者の入力負荷を軽減
2021年2月16日 12:35
株式会社ミロク情報サービス(以下、MJS)は16日、クラウドに対応した中堅・中小企業向けERPシステム「MJSLINK DX」を、3月より販売開始すると発表した。
MJSLINK DXは、「AIにより業務の高度化、改革を支援」をコンセプトに開発された、中堅・中小企業向けのERPシステム。財務・税務・給与・人事・販売・固定資産管理・リース管理といった豊富な業務モジュールが用意されるほか、外部システムとのシームレスな連携や自動仕訳の強化などにより、業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を支援できるという。
中でも、財務会計システム「MJSLINK DX 財務大将」では、API連携により、各種金融機関やECサイト、POSレジ、電子請求書(発行・受け取り)システムなどから取引情報データを自動で取り込めるようになっているが、取り込んだデータをもとに、「AI仕訳」機能が自動で仕訳を作成してくれるため、経理担当者の入力業務の負担を軽減できるとのこと。
また自動作成された仕訳は、仕訳の処理ミスや処理漏れなどがないかを自動でチェックするシステム「MJS AI監査支援」と連携することにより、正確性の向上、業務効率化を図れるとしている。
ラインアップとしては、このほか、『給与大将』『人事大将』『販売大将』『固定資産管理』『リース管理』などが用意されるとのことで、MJSでは、スマートフォンやタブレット端末など、マルチデバイス対応の業務管理クラウドサービス『Edge Tracker』との連携により、スピード経営と企業価値向上を実現するとアピールしている。
なお、システムはクラウド型に加えてオンプレミス型も選択可能。クラウド型の場合、Microsoft AzureベースのMJS DX Cloudで運用でき、システムの維持・管理にかかる負荷を軽減可能とのことだ。
価格例(税別)は、財務基本システム(スタンドアロン構成)を前提とした場合、月額使用料が1万3700円から、あるいは年刊誌両々が16万1100円から。導入支援サービス、インフラにかかる料金は別途必要になる。