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請求・債権管理クラウド「請求管理ロボ」、MJSの会計システム4製品とAPI連携

取り込んだデータを基に会計システムの「AI仕訳」が仕訳データを自動生成

 株式会社ミロク情報サービス(以下、MJS)は20日、株式会社ROBOT PAYMENTの請求・債権管理クラウド「請求管理ロボ」と、MJSの会計システム4製品「MJSLINK DX財務大将」「ACELINK NX-Pro会計大将」「ACELINK NX-CE会計」「かんたんクラウド会計」のオプション機能「AI仕訳」とのAPI連携を開始したと発表した。

 請求管理ロボは、従来はExcelと手作業で行っていた、請求・集金・消込・催促といった作業を自動化し、請求業務の手間を削減するクラウドサービス。請求書の自動発行・自動送付に加え、クレジットカード決済・口座振替・銀行振込といった決済手段を活用した代金回収に対応する。さらに、発行した請求書と入金情報の照合である消込作業の自動化も実現可能とのこと。

 一方、MJSの会計システム製品には、銀行口座やクレジットカード、請求書サービス、POSレジなどの取引データを自動で取得し、利用者が設定した条件に従って自動で仕訳データを作成するAI仕訳機能が搭載されている。

 今回は、請求管理ロボとこのAI仕訳がAPI連携することにより、請求管理ロボで発行された請求書の請求データがMJSの会計システムへと自動的に取り込まれるとともに、AI仕訳によって過去の仕訳データと照合されて、仕訳データが自動生成されるようになるという。これによって、会計・経理部門の担当者が行っている、会計システムに請求データを転記する作業や勘定科目を選択する手間を削減し、会計業務の効率化を実現するとした。