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ミロク情報サービス、自社の業務ソフトをMicrosoft Azureで利用可能に
導入からサポートまでをパッケージ化した「MJS DX Cloud」を提供
2020年8月31日 14:56
株式会社ミロク情報サービス(MJS)は31日、財務会計・税務を中心とした自社の6つのアプリケーションがMicrosoft Azureのクラウド環境に対応したと発表した。これに伴い、クラウド環境で利用するために必要となるサーバー構築をはじめ、システム導入からサポートまでをパッケージ化した「MJS DX Cloud」を、同日より販売開始する。
MJS DX Cloudは、ユーザー企業がクラウド環境でMJSのアプリケーションを利用できるよう支援するサービス。これを利用することにより、インターネット環境さえあれば、場所を問わずにどこからでもアプリケーションが利用可能となる。
またエンドユーザーは、Microsoft Azureの仮想デスクトップ機能「Windows Virtual Desktop」を活用することで、本社や支社など、複数拠点からの操作はもちろんのこと、テレワーク時においては、自宅から各種アプリケーションへのアクセスが可能になるという。
さらにクラウド化により、オンプレミス型と比べてサーバーやネットワーク構築等の時間が削減され、短時間で各種アプリケーションの導入・利用を開始できるほか、社内にサーバーを設置する必要がないため、サーバーのメンテナンス業務や陳腐化に伴う買い替えなどが不要になり、サーバーの運用管理コスト削減にも寄与するとした。
クラウド基盤としては、実績のあるMicrosoft Azureを採用することにより、国内のデータセンターにおける管理のもと、不正アクセスや盗聴・改ざん防止対策を含め、高いセキュリティを提供できるとのこと。
加えてMJSでは、Microsoft Azureの堅牢な設備や仮想サーバー障害時の自動復旧、データの3重化といった対策により、大規模な災害や火災、停電、データ保全への備えも行われており、事業継続計画(BCP)にも有効とアピールしている。
価格は月額8万5000円(税別)から。MJSのアプリケーション利用料金や導入支援サービスなどの費用は別途必要となる。
なおMJS DX Cloudは、以下の6つのサービスで利用できる。
・Galileopt NX-Plus
・MJSLINK NX-Plus
・MJS税務 NX-Plus
・ACELINK NX-CE
・ACELINK NX-Pro
・MJSマイナンバー