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MJS、グループ通算制度や事業所税に対応する新税務システム「MJS税務DX」を9月販売開始

 ミロク情報サービス(以下、MJS)は26日、グループ通算制度や事業所税に対応した、申告書の作成や国税・地方税の電子申告をサポートする新税務システム「MJS税務DX」を開発し、9月12日に販売を開始すると発表した。

 MJS税務DXは、MJS税務シリーズの4代目となり、法人税や消費税の申告書、法定調書などの作成から電子申告までをトータルでサポートし、煩雑で手間のかかる税務関連業務の効率化を支援する。

 システムでは、2022年4月1日以後に開始する事業年度から適用が開始された、「グループ通算制度」に対応(2022年10月対応予定)。「事業所税」にも対応し、システムに登録された事業所ごとの床面積・従業者数・給与総額等の情報を集約し、提出先ごとの申告書・明細書を作成できる。

 また、MJSの財務・会計システムなどとのシームレスな連携により、必要最小限の入力で容易に申告データを作成できる。各種申告書の入力画面は、申告用紙と同じデザインとなっており、実際の申告書をイメージしながらデータ入力が可能。別表を2画面並べて表示し、それぞれを確認しながら入力することもできる。

システム関連図

 自動計算機能やチェック機能の活用、「FAQ」ボタンから操作方法や改正内容を参照することにより、短時間で正確な申告データの作成をサポートする。毎年の税制改正や法改正への対応のほか、MJSのマイナンバー管理システムとの連携により、マイナンバーの自動出力にも対応する。

 製品ラインアップは、「法人税申告書」「消費税申告書」「法定調書」「決算内訳書」「電子申告」「申請・届出書」「社会福祉法人減価償却」の7システム。グループ通算制度および事業所税は、法人税申告書システムのオプション機能となる。