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MJSの中堅・中小向けERP「MJSLINK DX」、みずほ銀行の業務効率化サービス「みずほデジタルアカウンティング」と連携

 株式会社ミロク情報サービス(以下、MJS)は9日、中堅・中小企業向けERPシステム「MJSLINK DX」が、株式会社みずほ銀行のAI-OCR技術を活用した支払いシステム「みずほデジタルアカウンティング」と連携開始したと発表した。

 MJSLINK DXは、中堅・中小企業を対象としたERPシステムで、財務・税務・給与・人事・販売・固定資産管理・リース管理など、さまざまな業務モジュールが提供されている。またAI機能を拡充し、外部システムとのシームレスな連携や自動仕訳を強化するなど、業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を支援する機能も備えているという。

 一方のみずほデジタルアカウンティングは、みずほWEB帳票サービスのオプション機能として提供されている、AI-OCRを活用した業務効率化サービス。請求書の印字や手書き文字などのデータをAI-OCRで読み取り、テキストデータに変換後、財務システムに取り込みが可能なCSV形式の仕訳データや、みずほ銀行のインターネットバンキングで利用できる振込データを自動作成してくれる。

 今回の連携によって、MJSLINK DXの利用企業は受け取った請求書などのデジタル化が可能になるため、請求処理業務における請求書受領から、会計システムへの仕訳・入力作業にかかる負担を軽減できるとのことだ。