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ISID、経費精算システム「Ci*X Expense」にLINEのAI-OCRサービスとの連携機能を搭載

 株式会社電通国際情報サービス(ISID)は15日、経費精算システム「Ci*X Expense(サイクロス エクスペンス)」において、LINE株式会社のAI-OCRサービス「CLOVA OCR」との連携機能を搭載すると発表した。なお、同機能のリリースは4月を予定している。

 Ci*X Expenseは、最新のコンシューマ向けテクノロジーと、ISIDがかねてより強みとするグループ経営管理の知見を融合して開発された経費精算システム。パッケージ標準で日本企業の複雑な経理規程(日当計算・各種手当計算)に対応できるほか、企業グループ内でのマスター共有機能や、会社をまたぐ承認フロー(シェアードサービスに対応)、規程と関連申請書の整合性を自動チェックする機能、過去履歴からの入力サジェストなどの入力サポート機能を備えるという。

 4月のリリースでは、新たにCLOVA OCRとの連携機能を搭載し、領収書をスマートフォン等で撮影してCi*X Expenseにアップロードするだけで、経費申請の日付、金額、支払先入力を自動で行えるようになる。これにより導入企業は、経費精算業務における申請時の入力作業の負荷・ミスを軽減できるようになるとのこと。

 なおCLOVA OCRは、LINEとのソリューションパートナー契約に基づき、ISIDが提供するとしている。